論文から判断する水素水の効果

水素水に関しての論文

水素水は美容やダイエット、病気の改善などに効くとされていますが、本当のところどうなのだろう?と気になる方も多いのではないでしょうか?実際そのことについての論文も多く出されています。つまり科学者たちも研究を行ってその効果についてはっきりとした答えを出そうとしているのです。その一例として、病気に関する論文を見てみましょう。がん治療に関する2008年の研究結果によると、「水素水は舌癌細胞の成長を抑制する効果がある」と発表され、翌年には白金ナノコロイドを含有した水素水によりさらにガンの成長を抑制する効果があることが報告されました。さらに2015年の研究では結腸癌に関して、「抗がん剤がもつ抗ガン作用を水素水が高める」ということも報告されています。

効果の有無は研究途中

この他にも水素水の病気の治療効果の研究は多くされています。上記の結果だけをみると効果があるように思えますが、今の段階ではまだはっきり病気治療の効果があるとは言えません。なぜなら効果についての実験は、細胞・動物の実験までに止まっており、臨床実験の研究の数が十分でないからです。また厚生労働省から薬事法の認可を得る治療にまで至っていないということもあります。先ほどのがん細胞の実験も、生体から切り出した細胞レベルの実験であって、人の体にあるがん細胞への効果を確かめたものではありません。論文は研究結果の報告であり、それが何度も繰り返されて最終的な結論にいたるといえます。ですから一つ二つの論文を根拠に科学的な水素水効果があるということはできないのです。